日々、節約を頑張る皆さん、お疲れ様です!
節約に限らず、何かを継続するのって難しいですよね。
私も大学で心理学を学ぶまでは、「どうして自分はいつも途中で投げ出してしまうんだろう?」と悩んでいました。でも、心理学を知るうちに 「人間の脳はそもそも継続が苦手な仕組みになっている」 ことがわかったんです。
そこで今回は、 心理学の観点から「無理なく節約を習慣化する方法」 を解説します!
「意志の力」に頼らず、自然とお金が貯まる方法を5つご紹介するので、ぜひ最後まで読んで試してみてくださいね。
なぜ節約は続かない?意志の力だけでは限界がある

「節約を頑張ろう!」と決意しても、いつの間にか挫折していませんか?
家計簿をつけたり、無駄遣いを減らそうとしたりしても、長続きしない…。
でも、それは あなたの意志が弱いからではなく、脳の仕組みが関係している かもしれません。
節約が続かない理由:「決断疲れ」とは?
心理学では「決断疲れ(Decision Fatigue)」という概念があります。
人は 1 日に 最大35,000回 も決断していると言われています。選択や決断を繰り返すことで脳が疲れ、やる気が消耗したり、誤った判断をしてしまうのです。
例えば、スーパーやコンビニのレジ前商品につい手を伸ばしてしまうこと、ありませんか?
これは、買い物中に 「これは買う?買わない?」 という選択を何度も繰り返し、決断力が低下することで、判断が鈍るためです。
節約も同じ。
✅ 節約するかどうかの決断
✅ どんな節約方法を取り入れるかの決断
✅ 毎日実践する中での決断
こうした 節約に関する決断が積み重なると、意志力が消耗して続かなくなる のです。
続けるためのコツ:意志の力に頼らない仕組みを作る
節約を続けるためには、「決断」を減らし、習慣化すること がポイント!
習慣になってしまえば、いちいち決断をしなくて済むため、節約に疲労を感じることもなくなります。
では、どうすれば「節約が習慣になる」のか?
ここから先は、無理なく節約を習慣化できるテクニックをご紹介します!
節約を習慣化するカギは「環境づくり」にあり

行動科学の研究では、環境を整えるだけで行動が変わる ことがわかっています。
つまり、意志の力ではなく 「無駄遣いしにくい環境を作る」 ことが大事!
すぐできる!無駄遣いを防ぐ環境づくり
✅ スマホのホーム画面からショッピングアプリを削除
Amazon、楽天、SHEIN、Qoo10など、つい開いてしまうアプリを非表示にしましょう。
✅ コンビニに寄りたくなる道を避ける
通勤や帰宅時に、コンビニの前を通らないルートを選ぶだけで、無駄遣いが減ります。
✅ 買い物の回数を減らす
スーパーに行く回数を週1〜2回に減らすと、余計な買い物を防げます。
✅ 財布に多額の現金を入れない
お金があるとつい使ってしまうので、最低限の現金だけを持ち歩きましょう。

私も 帰り道にコンビニがあるとつい立ち寄ってしまう ので、コンビニを通らない道に変えたところ、自然と節約できるようになりました!
「節約しよう」と意識しなくても無駄遣いできない環境を作ることで、ストレスなく続けられますよ。
「やる気」より「仕組み」!行動科学を生かした節約習慣の作り方

節約を始めた当初はやる気に満ち溢れていても、だんだんとモチベーションが低下していきますよね。
そこで活用したいのが 「If-thenプランニング」 です!
If-thenプランニングとは?
「もし○○したら、△△する」 というルールをあらかじめ決めておくことで、悩むことなく行動できるようにする方法です。
例えば…
✅ 「仕事帰りにスーパーに寄ったら、買い物リスト以外は買わない」
✅ 「給料が入ったら、すぐに○万円を貯金用口座に移す」
お風呂に入る前は面倒でも、 服を脱いだら自然と入る のと同じように、ルールを決めることで 「意識せずに続けられる」 ようになります!
また、 「お金を使うハードルを上げる」 ことも有効です。
✅ ネットショッピングの決済方法を「クレカ → コンビニ払い」に変更
✅ 買い物前に24時間ルールを適用(本当に必要か一晩考える)
私は「24時間ルール」を取り入れてから、無駄な買い物が激減しました!
「一晩考えるのが面倒くさい…」 → 結果、買わない! となるんです。
このように、 お金を使う前に一手間かける ことで、自然と節約が続くようになります。
「節約しよう!」ではなく、「節約せざるを得ない仕組み」を作る ことで、無理なく続けられますよ。
「小さな成功体験」を積み重ねることが習慣化のカギ

家計簿をつけていて「節約できなかった…」と落ち込んでしまうこと、ありませんか?
私も何度もありました。
そんな時に大切なのが、 「小さな成功体験」を積み重ねること です。
簡単にできる!成功体験を増やす方法
✅ 「1日500円節約できたらカレンダーに花丸をつける」
✅ 「3ヶ月で◯万円貯められたら、計画的なご褒美を設定」
成功体験は「質より量」!
このように、達成しやすい目標を設定し、それをクリアすることで 「節約が楽しくなる」 んです!
小さくても達成感を積み重ねることで、「自分は節約ができる!」という 自己肯定感がアップし、継続しやすくなります。
「目標を達成できた!」という体験が増えると、節約がどんどん習慣になっていきますよ。
「人間の心理」を逆手に取る!ムダ遣いを防ぐ心理トリック

最後に、 節約に活かせる心理学のテクニック を3つ紹介します!
① アンカリング効果
「定価10,000円 → 5,000円」 という表示を見ると、お得に感じてしまう心理。
→ 値引きに惑わされず、本当に必要かを考えて購入する!
② 損失回避の法則
「期間限定セール」 を見て「今買わなきゃ損!」と思ってしまう心理。
→ 「逃しても別の機会がある」と冷静に考える!
③ サンクコスト効果
「会員費を払ったから、元を取るために買い物しよう」 という心理。
→ 「本当に必要か?」を基準に判断する!
こうした心理トリックを知っておくことで、無駄遣いを防ぐことができます。
「人間はこう思いやすいから気を付けよう」と冷静な判断をしやすくなりますよ!
まとめ:心理学を活用して無理なく節約しよう!
節約を続けるには、 意志の力に頼らず「習慣化」すること が重要!
✅ 意志の力ではなく、環境を整えて節約しやすくする
✅ 「If-thenプランニング」で行動を自動化
✅ 成功体験を積み重ねて自信をつける
✅ 心理トリックを頭に入れておくことでムダ遣いを防ぐ
これらを実践すれば、無理なく節約が続けられます!
「漠然と頑張る」ではなく「仕組み化」して、楽しく節約習慣を続けていきましょう!
コメント